製品づくりにおける品質保証体制

お客様や消費者の品質に対する要望は日々高まっていますが、私たちはそれらを満たす品質保証体制の構築を徹底して心がけてきました。技術の研鑽はもちろんのこと、品質に関しても確かな対応を積み重ねていくことで、質の高い製品づくりを行ってまいります。

ISO、FSSCを取得。業界・企業の個別のニーズに対応

当社が取引をしている業界・企業は多岐に渡ります。品質と製品評価に関連する業務を担っている品質保証部では、様々な業界・企業のニーズを満たせるよう、時流に応じた品質保証体制の構築を行ってきました。 そのひとつが認証の取得。1998年、品質保証の基礎となるISO9001品質マネジメントシステム認証を取得しました。また2017年には「食の安全」を守り、管理強化することを目的として、食品容器の製造工場を対象にFSSC22000食品安全マネジメントシステム認証を取得。今日に至るまで、時流と、業界と企業の個別のニーズに応じた対応を実践しています。

研究・評価・分析により、製品開発を変える

品質保証体制を構築するとともに、プラスチックについて研究を重ねたり、製品を自ら評価・分析したりすることも、品質を高めることにつながっていくと考えています。 当社では、試験・評価を行うための環境を整備しています。理化学試験室に加え、プラスチックメーカーにおいては珍しい微粒子測定室、微生物試験室、恒温恒湿室を整備することで、製品をつくるのみならず、成分分析やパーティクル測定、機能試験、溶出物試験、材質試験、生菌数試験、細胞毒性試験などの各種評価試験も自社で行っています。 これらの取り組みは製品の安全・安心の保証にとどまらず、スピーディな新製品開発や量産品の迅速な評価にもつながり、「私たちだからできるものづくり」の実現を支えていると考えています。

品質保証はお客様と、その先の消費者のためにあるもの

このような取り組みを行っている私たちですが、日々の業務において大切にしていることは「お客様への迅速な対応」です。問い合わせがあった際の第一報と、さらに調査が必要な場合の 期限ルールを定めて、スピーディな対応に努めています。

製造工程においては、プロセスの確立とその運用を徹底することで、生産上の不備を防止。万一、不測の事態が生じた場合には、原因を究明し、二度と起こらないよう改善策を立案し、当該部署のみならず、全社で情報共有することで、再発防止に取り組んでいます。

  「品質保証はお客様のために、そしてその先の消費者のためにあるもの」私たちはこのように考えています。それを実現するため常に消費者目線で品質を考え、品質保証に取り組んでいきます。